2024/02/22 16:15
こんにちは、TAPROOT coffee roastersの田中です。eSIM代ケチって成田空港に到着(帰国)してから書いております。
グアテマラの生産者訪問を終えた後、ホンジュラスの生産者訪問を行いました。サンペドロスラの空港から産地のオコペテケまで頼んでいたドライバーさんが2時間分ほど道を間違えて結局グアテマラの国境近くまで行ってしまったトラブルがありましたが(ホンジュラスの農協の方が言うにはグアテマラから陸路で国境越える方が全然早かったらしい…)とりあえずは命の危険無く産地に到着出来ました。
今回訪問したのはオコテペケにあるCAFESMOという農協で、SCAJ2023でセバスチャン(オランダ人)にたまたま知り合ったのが始まりです。SCAJ後に何度か送ってもらったサンプルを評価して今回初のホンジュラスです。CAFESMOは自らもコーヒー農家4代目でもあるヒダルドが2017に立ち上げた新しい組合でスペシャルティに力を入れているそうです。
訪問初日にはCAFESMOのカッピングラボにて35サンプルのブラインドカッピングを行い、その中から上位13サンプルを選んで翌日にもう一度カッピングする予定で進めました。
午前のカッピング後には、小学校の先生でもあったアレックスさんを訪問。農園にはしっかり在来のシェイドツリーを残しており肥料も有機コンポスト以外使用していないことに感銘を受けました。私の浅い知識では有機肥料のみでコーヒーを栽培できる環境って(シェイドツリーが結構必要など)限られると考えているので、ここは良い栽培環境を整えてるんだろうなーということが想像つきます。なんかオコテペケって想像より寒くてなんか期待しちゃうんですよねー、パーチメント乾燥も18日くらい勝手にかかっちゃうらしいので中南米特有の高気温・高熱射乾燥によるドライ感が出づらいんでないかと考えておりますのでホンジュラスとの取り組みが始まったら乞うご期待!